Fotball familien

家族や兄弟でフットボールをしているという選手は多い。
パパに教えてもらったり、お兄ちゃんがプレーしてる姿に憧れて自分も始めたり。

だが、それがプロ、そして代表レベルまでとなるとかなり範囲は限られてくる。
細かく見ていくと、親子、兄弟でも違うポジションだったり、はたまた同じだったり。
兄弟が、偉大なためにそれを越えられなかったり、越えられたり・・・?


ノルウェーで最も有名なフットボールファミリーといえば、言わずと知れたフローファミリー。
ここは1家族じゃなくて、親戚一同も含めてフットボール一族と言ったほうがいいのかもしれないです。
フランスワールドカップでは、ヨスティン、トーレ・アンドレという兄弟の他に、彼らの従兄弟ホーバル・フローという3人を一族の中から送り出してます。
兄弟で出場する選手は結構多いと思うが、おまけに従兄弟まで同時にW杯に出るというのは、珍しいことなのでは?
それもStrynという決して大きくはない村から。
兄弟についての詳細は「ふらんけんの本棚」の「Flo United」の方に紹介しているのでここでは省きますが、「チーム・フロー」は、長兄チェル・ルネの息子も成長し、他の親戚の叔父さん連中、そしてそのうちにヨスティンやトーレ・アンドレの息子たちも加わって、どんどん大きくなっていく予感。
今でも充分一族だけで試合(対戦)ができるそうです(笑)。

★親子編

古くは、オランダ(PSV等)で活躍したハルヴォ−ル・トーレセンと父親のグンナルとか、RBKの監督として有名なニルス・アルネ・ エッゲンと息子のクント・トルビヨルン・エッゲンなどがいるのですが、残念ながら、どちらも現役時代を知りません。
そこで、最近の親子プレイヤーを紹介すると、

Odd Iversen(1945.11.6) og Steffen Iversen(1976.11.10)

パパは222試合で158得点というノルウェーリーグの最多ゴール記録を持つストライカー。代表では45キャップ。
そしてステファンはパパの血を受け継いだセンターFWなんだけど、とにかく怪我がち。スパーズでも出たり、出なかったり。
パパをの記録を超えるのはなかなか難しそうです。

Harald Berg(1941.11.9) og Ørjan Berg(1968.8.20),Runar Berg(1970.10.7),Arild Berg(1975.7.17)

私、実はこのハラルドパパが結構好き!!・・・と言っても昔の写真見ただけなんですけど。なかなか好みの顔してます(笑)。
とりあえず、同時期の後輩、ステファンパパよりずっといい!!(爆) そして息子たちより男前です!?(笑)。
1965年には1部リーグのトップスコアラーになりオランダへ移籍、ADOなどで活躍。1976年には、ノルウェーのベストプレイヤーにも選ばれてます。
代表キャップは43。
お兄ちゃんのØrjan(いまだに発音がよくわからない・・・苦)はボド・グリムからローゼンボルクで活躍。密か(?)にスイスのヴィッティンゲン、バーゼル、そしてブンデスリーガ1860ミュンヘンでもプレーしてました。
代表でも15試以上出場経験があるものの、現在は、代表復帰の要請も固辞。リーグ1のMFという評判も高いんですけどね。
ルナール・ベルクはセリエのベネツィアでプレーした経験あり。でもスタメンには定着できまずに失意の帰国。代表キャップ数は4?
そして末の弟がアーリル・ベルク。彼は代表でプレーした経験はありません。父そして兄たちと同様にボド・グリムでプレーしていましたが、昨シーズンクラブと何かの問題で揉めたため、現在はプレーしているか不明です。

とりあえず、ここも息子たちがパパを超えたとは思えませんね。

Svein Bakke(?) og Eirik Bakke(1977.9.13)
プレミアリーグ、リーズユナイテッドで活躍するアイリク・バッケのパパは、通称「ミスターソグンダル」で、ソグンダルでは伝説のプレイヤー。
1970年代の終わり、ソグンダルで活躍したプレイヤーで、通算320ゴールの記録を持っています(でも出場試合数の記録がなかった・・・)。
そして1976年にはクラブをカップファイナルまで導いた中心人物(結果1−2でブランに負けてます)ですが、 残念ながら代表の経験はないようです。
そしてその息子アイリクは、父の果たせなかった夢、代表の座をつかみ、いまやノルウェーの中盤になくてはならないプレイヤーに!
これからもますます活躍して欲しいです。



★兄弟編

フロー兄弟の他に気になった兄弟といえば、

Roger Nilsen(1969.8.8) og Steiner Nilsen(1972.5.1)

兄弟揃ってDF。兄のローゲルは代表40キャップ。弟のステイネルは数キャップ(多分)。
ローゲルは威力のあるミドルシュートが魅力でしたね。シェフィールド・ユナイテッド、ケルン、ヴァイキング、などでプレー。現在はモルデにいらっしゃいます。
ステイネル・ニールセンは何故かACミラン、そしてナポリとイタリアでプレーした後にやっぱり現在はノルウェーに帰国。
セリエ時代のプレーって見たことないんですけど・・・(苦笑)。
この2人は結構顔似てます。ノルウェーリーグの名鑑の写真を見ていて、兄弟だということに気付いたくらいですから。


Rune Bratseth(1961.3.19) og Ståle Bratseth(1977.2.11)

言わずと知れたRBKのマネージャー、そしてノルウェー代表の歴史の中でも恐らくナンバー1ディフェンダーであるルネ様に弟が。
それがスターレ・ブラツェット。
ポジションはルネ様と同じく、センターバックで、1997年シーズンに、ドル−バック・フォグンからトロムソに移籍というのは知っているのですが、今はいないみたいだし、以降の情報がありません!!
どなたかご存知の方、ご連絡をー!!

Kjetil Rekdal(1968.11.6) og Sindre Rekdal(1970.7.16)

行方不明ついでにこの兄弟もご紹介。
チェティル・レクダルといえば、2回のW杯に出場し、2度ともゴールを決めているノルウェー唯一の選手。
ノルウェー中盤で一時代を築いた彼も今は、ヴォレレンガの監督兼プレイヤー。
そんな彼の弟がシンドレ・レクダル。兄と同じくノルウェーリーグのモルデでプレーした後、ベルギーへ移籍。けどその後行方知れずです!!
今どうしてるのでしょう??
ここは弟の方が、ちょっと濃い顔してます(笑)。

Roger Lange(1969.8.31) og Rune Lange(1977.6.24)


次はベルギーつながり(?)で。現在ブルージュでブレイク中のルネ・ランゲにお兄さんが。
この兄弟が珍しいのは、普通、お兄さんが活躍したら、クラブはその弟も欲しがったりするものだけど、この兄弟の場合、先にルネ・ランゲの方がトロムソに移籍し、後でおにいちゃんがやってきたらしいというところ。しかも結構年離れてるのに・・・。
トロムソへの移籍が決まった時、兄は既に30歳。それまでは下部のリーグでやってました。
しかもここはポジションが、弟はFWでお兄ちゃんがDF。ちょっと異色の兄弟かもしれません。
ルネ・ランゲの今後の目標は、代表でプレーすること・・・かな?

★番外編

Daniel Berg Hestad(1975.7.30)


詳しい記録はありませんが、ダニエル・ベルク・ヘスタッドのパパとおじさんたちも彼と同じく元モルデのプレイヤーだったとか。
U−21時代存在感のあるMFだったへスタッド、最近はA代表にもちょこちょこ呼ばれてますね。

Ole Gunnar Solskjær(1973.2.26)

ここはフットボールではないんですが、お父さんが元レスリングのチャンピオンだったというのは有名な話。
ジャンルこそ違えど、チャンピオンの息子はチャンピオンになるってことでしょうか?

 


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