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(2006年8月)

異文化に触れてみた
FXTサイトによるフローデ・ヨンセンへのインタビューより。

「日本はかなり遠く離れている。 だからオーゲ(ハレイデ監督)は僕を見られない。 しかし僕は彼に、ただ電話をかけてきて聞けばいい、そしてら僕はコンディションがいいか、そうでないか 率直に言うよってね。 差し当たって、彼は僕を誇りに思ってる」
代表の試合のために帰国したヨンセン。
「私はフローデを誇りに思うよ、そして実際に彼はとてもいいからね」
とハレイデ監督から確かな信頼を得ている。

名古屋グランパスエイトに移籍して1ヶ月少し、慣れない地で新たな物や人に 出会ったようで・・・。

−ファンとはどう? 店に行ったら呼び止められたりしない?
「うん、実際にかなりかなりね。 けど彼らはただ友好的なだけ。みんなTVを見るのに忙しくてそんな人はわずかだよ」
−いくらか日本語を覚えた?
「いくらか儀礼的な言い方はね、。けど僕は実際とてもノルウェー代表のことを応援している あるサポーターから辞書をもらったんだ。 彼女は少しノルウェー語を勉強していて、自分が翻訳したたくさんのフットボール用語を 書き上げたんだよ」
−ロッカールームでは話をどんな風に理解しているの?
「監督はオランダから来ている。だから彼は英語で指示をするんだ。 それから日本語に翻訳される」
−日本のチームメイトとはどう?
「ほとんど日本語だから全くついていけない。ただ彼らが笑う時に笑うんだ、僕は・・・」
−食事はどんな風? ノルウェー風の食事にならないの?
「いや、ほとんどがご飯と一緒になってるんだ。 けどノルウェーの食事が恋しいとは思わない。 ここでの食事はバラエティに富んでいるし、美味しいよ。それにいいものが食べられて レストランで50クローネ(900円くらい?)もあればお腹一杯になるんだ。 それには飲み物も含んでだよ。
お店ではそれほど簡単じゃない。 全てが日本語だからね。実際にそれが洗剤なのか小麦粉なのか知るのは不可能だよ。 けどちょっとした助けがあればなんとかできるよ」

名古屋との契約は来年のシーズン終了までとなっているが、クラブが望めば契約延長の可能性も 匂わせているヨンセン。
「けど差し当たってそんな話はしていない。少し待って様子を見ないと。 たぶん1年もすればノルウェーが恋しくなるかも分からないしね」
日本のご飯美味しいですし、ぜひできるだけ長いご滞在を(笑)。
(2006.8.31)


監督っ!
FCコペンハーゲンがCLの予備選でアヤックスを破り、グループリーグ出場の切符を手にした。
「試合前はデンマークサッカーの夢が肩にのしかかってくるとは感じてなかった。それに チャンピオンズリーグには1〜2年待つことになるという考えでいた。でも僕らは今ここにいるんだ」
チームを指揮するソルバッケン監督もお喜び。
心臓発作で倒れて、一時は命も危ぶまれたソルバッケン監督。現役生活は早く終えることに なってしまったものの現在は監督として確かな成長を見せてくれている。
「高いレベルでものすごく多くの試合をすることになる、 そうしなくてはいけない。しかし、まず対戦して、経験を重ね、可能な限り多くのポイントを獲ることだ」
FCKは昨年、今年とロイヤルリーグの覇者になったクラブ。 運営面等いろいろ問題はあるものの、FCKの活躍がロイヤルリーグの存在意義を考え直すよい機会になるのではと 思います。
とにかく頑張って!!
(2006.8.24)


長く長く長〜く待ちました
オーレ・グンナル・ソールシャーがチャールトン戦で2003年9月のパナシナイコス戦以来のゴールを 決めた。
「このゴールを長く長く長く長く待っていた。 ここ数年の中でもサポーターと一緒に大喜びできる一点だよ。 オールドトラッフォードでを夢見ていた。でも実際には一言も言わなかったけど」
ファンもチームメイトたちも歓喜の渦に包まれた。
「クラブやサポーターから受けた支援は言葉では言い表せないよ。 根気強く僕と監督に必要なだけ時間をとればいいといつも言ってくれた。 最後までいい力を与えてくれたんだ」
ようやく正式に復活と言ってもいいのかなと思います。 ユナイテッドにとっても代表にとっても大きな1点です。
(2006.8.24)


また来るよ
複数のクラブから狙われているスタルトのクリストファー・ハースタ。
UEFA杯の予選にはボルトン、ウエストハム、リーズ、セルティックなどが 視察に来ると言われている。 もちろんブラックバーンも。
「ブラジル戦の後、ブラックバーンからは何も聞いてないよ。 率直なところ今回のことは心配しないようにしようとしてるんだ」
ドッフェンはとりあえず試合に集中しようと努力中。
(2006.8.24)


復活もアリ
いよいよユーロ予選も始まり、9/2ハンガリー、9/6モルドバ戦に向けて のメンバーが発表された。
リーグの開幕戦で故障したリーセも名前を連ねている。
「もし彼が元気にならなかったら使わないよ。 我々はリヴァプールといいコンタクトをとって、私自身がベニテスと 話をしたい」
どうしてもリーセが必要だと語るハレイデ監督。
実際に間に合うかどうかはかなり微妙なところだが、使えれば大きな戦力になること 間違いなし。最近はディフェンスも層が薄いし・・・。
そんなわけで、DFのクリステル・バスマが久々の代表復帰。
名古屋グランパスでプレーしているヨン様ことヨンセンもハイボールへの強さが評価され、選ばれております。

Jan Kjell Larsen (Molde)
Thomas Myhre (Charlton)
Håkon Opdal (Brann)
Martin Andresen (Brann)
Christer Basma (Rosenborg)
Trond Erik Bertelsen (Fredrikstad )
Daniel Braaten (Rosenborg)
John Carew (Lyon)
Christian Grindheim (Vålerenga)
Erik Hagen (Zenit St.Petersburg)
Brede Hangeland (FC København)
Kristofer Hæstad (Start)
Steffen Iversen (Rosenborg)
Frode Johnsen (Nagoya Grampus Eight)
Marius Johnsen (Start)
Tommy Svindal Larsen (Odd Grenland)
Morten Gamst Pedersen (Blackburn)
Anders Rambekk (Lillestrøm)
John Arne Riise (Liverpool)
Sigurd Rushfeldt (Tromsø)
Ole Gunnar Solskjær (Manchester Utd.)
Fredrik Strømstad (Start)
Kjetil Wæhler (Vålerenga)
Ole Martin Årst (Tromsø)

(2006.8.22)


推薦人・・・
「ブラックバーンは僕にたくさんのノルウェー人プレイヤーについて聞いてきたんだ。 彼らは昨日スタンドに来てたよ。 いいプレイヤーは気付かれるよね。ドッフェンはそのうちの一人さ。 彼はものすごくアグレッシブでいいボール保持者なんだ。僕的には心からブラックバーンに歓迎するよ。 僕もブラックバーンに彼を推薦したんだよ」
ガムちゃん、もしドッフェンが来ても社長さ〜んと仲良くしてあげてね。
(2006.8.17)


みんなが待っていた
ブラジル戦ではソールシャーが2年3ヶ月ぶりの代表復帰を果たし、 観客席は彼の名前を叫ぶ熱狂的な声に包まれた。
「試合前の観客からの歓迎は本当に素晴らしかった。 ものすごい経験だったよ。 この試合は僕のかつてのものより凄かった。そしてこんな支えをここで得られて ものすごく良かった。ここ数日でかなり多くのお祝いがあったよ」
試合後ソールシャーは観客だけでなく、監督たちにも感謝を。
「オーゲとユナイテッド両方からの支援は、みんなが考えている以上に大きな意味があった」
とりあえず、これで随分自信もついてきたソールシャー。
「いい感じだったし、ここで90分は充分できるよ。 けど週に3回90分プレーするのはまだ早いかな」
カリューとのコンビはまだちょっと問題あり? だけど・・・
「協力して仕事をするのはいいことだと思う。けど僕らはたぶんよく知り合うのに もっと時間が必要だね」
しばらく代表から遠ざかっているうちに、かなり他のメンバーは代わってしまいましたからねー。
古株の一人トーマス・ミューレはソールシャーの復帰を歓迎。
「オーレ・グンナルがチームに戻ってくることはプレーを安定させる。 これまで若いメンバーはみんな、TVでしかソールシャーを見たことがなかったんじゃないかな」
既に伝説の人になりつつあったソールシャーは、クリストファー・ハースタにとっても 憧れの人。
「彼は素晴らしい人間だ。 フットボールプレイヤーとして全てを経験し、勝ち取っていると思うのに、彼がここに来たとき、いつもどおりで 普通の人だったんだ。彼は僕ら若いプレイヤーと話をしてくれた。ものすごく良かったよ」
ドッフェンの目がキラキラ輝いているところが目に浮かびますね。
(2006.8.17)


伝統は生き続ける
ブラジルとの親善試合は終わってみれば1−1。
ノルウェーのゴールはガムストのフリーキックから(ハンゲランに触れたとか触れなかったとか)のゴール。
とにかくブラジルに分がいいというのが数少ない自慢のノルウェーとしては 「負けなくて良かった」という意見が多かったようです。
(2006.8.17)


引く手あまた
スタルトの《Doffen》ことクリストファー・ハースタに各国のクラブから熱い視線が送られている。
ブラジル戦はブラックバーンも視察に訪れる予定。
「彼らがウレヴォールに来るっていうのは知ってるよ。僕にドッフェンについて聞いてきたからかなりたくさん答えたんだ」
ガムちゃんは仲間の加入を待ち望んでいるご様子。
「(代理人の)ハウゲは何も言ってこないよ。僕はあまり急いでいないんだ。 けど国外のクラブでプレーしたいっていう目標は固まってるよ。 イングランドは第一目標さ、間違いなくね」
本人は国外でプレーするタイミングを計っている。
代理人のハウゲによると、
「クリストファーは国外へ行く用意ができている。あとどうするかはタイミングとどんなクラブと国でプレーしたいか だけだね。
イングランドはありうるよ。でもドイツもいい国だ。2つの場所から興味を持たれている」
ブラックバーンの他に名前が挙がっているのは、ニューカッスルとチャールトン。
スタルト側も移籍に関する話し合いに入っていると言われ、周りは騒がしくなってきたが本人は平静を装っている。
「試合前にそんなことにエネルギーは使わないよ。僕にとって重要なのはいいパフォーマンスを見せて、いい試合をすることさ」
(2006.8.16)


やります
ブラジルとの親善試合で、久々に代表復帰予定のソールシャー。 プレスカンファレンスにはなぜかドッフェンとスクーターで登場(笑)。
「いいプレイヤーたちとトレーニングするのは役に立つよ。自分自身のことがわかるからね。 頭では普通のテンポでやってるんだけど。足は決して以前のように速くはできないんだ」
以前に比べると100パーセントとはいえないものの、ようやく自分のプレーができるようになってきた ソールシャーからは笑顔も見られるように。
「ユナイテッドが最優先だ。彼らはこの怪我の期間中、根気強く支えてくれたからね。 僕はファーガソンの憂慮も理解できる、そして彼も長い欠場のあと僕がプレーしたがっていることを理解してくれている」
(2006.8.15)


売り上げに貢献
モルテン・ガムスト・ペデルセンの愛称は《Gamsten》 本人は自分のシャツネームPedersenにGamstも加えることを希望。
「ガムストも僕の苗字なんだよ。両方誇りに思っている。 とにかくチームでは多くが僕のことを《ガムスト》って呼び始めているよ。 じゃなかったら《Mort》かな」
新しいネームが入ればファンは新しいシャツが欲しくなるというもの。
「へへへ。そうなれば僕らにとってもいいことだよね」
ガムちゃん商売上手?!

9月にはユーロの予選が始まる。
「僕らは世界で最高のチームのグループにいるって訳じゃない。けど予選のグループは簡単じゃないよ。 平均的には難しいグループだし、みんなそれ以上にできるだろう。僕らがユーロに出られるとは言いたくない。 僕ら自身が証明することだ」
(2006.8.15)


出ます
16日のブラジル戦で久々に代表選出されたソールシャー。
出場に不満を表明していた マンチェスターユナイテッドのファーガソン監督とも合意に至った。
「ファーガソンと彼を代表戦で使うことについて同意に至って満足している。 彼を無情に動かすこと無しにね」
とハレイデ監督。
ブラジル戦だけではなく、9月のユーロ予選も視野に入っている。
「オーレ・グンナルは静かで分別のある試合にするだろう。ブラジル戦ではたぶん45分だけのプレーになるよ。 我々はファーガソンがリーグで彼を使えるようになることと同じように予選でフル試合に 出場できるようになることに興味を持っている」
(2006.8.12)


御大のリベンジ
9月8日にオスロでマラドーナ率いるアルゼンチンの元プレイヤーたちとノルウェーの90年代のスター(?)たちが 対戦するショーマッチが行われることに。
注目はやはり御大と、《フィヨルドのマラドーナ》と呼ばれたミュッゲンの対決。
ノルウェーのチームリーダーとして指揮を執るのはドリロことエジル・オルセン氏。
「引退していても我々のプレイヤーはかなり高いレベルにあるよ」
ノルウェーの選手たちは現在地元クラブの監督やコーチに就任している者が多数。コーチでも 公式戦に出なければいけない事態に陥ることが多いノルウェーリーグ、コンディションは悪くないはず? (あ、でもグンナルくらいか・・・?)
「私は試合はイーブンでタフなものになると考えている。しかしアルゼンチンはこのような試合で多くの トレーニングを重ねている、ノルウェーにとってはこんなタイプの試合は初めての機会だからね」
この試合をアレンジしたビジネスマンで代理人のタリエ・リーヴェロート氏は、マラドーナがリベンジに 燃えていると語る。
「マラドーナはここでの最後のことをよく覚えているよ。彼は負けるのが好きじゃないし、リベンジに飢えている。 彼はとても楽しみにしているんだ」
ノルウェーは1986年ウレヴォルでアルゼンチン1−0と下している。 今回のメンバーにその頃のメンバーは入っていませんが(エリク様、ハレイデ監督、ソリード監督あたりの世代) 御大は本気でリベンジに来そう・・・。

そんなわけで、いつも何かと集まることが多いドリロズ他ノルウェーのメンバー
フローデ・グローダス、フローデ・オルセン、ラーシュ・ボヒネン、チェティル・レクダル、グンナル・ハッレ、 エジル・オステンスタ、トト・アンドレ・ダールム、スティグ・インゲ・ビヨルンビー、トーレ・ペデルセン、 エリック・ミュクラン、ベント・スカンメルスルー、ヘニング・ベルク

リベンジを期すアルゼンチンのメンバー
ディエゴ・アルマンド・マラドーナ、ガブリエル・ブオノ、アレシャンドロ・マンクーソ、マティアス・アルメイダ、 ハビエル・マック・アリスター、フェルナンド・ガンボア、ガブリエル・オマール・アマート、セルヒオ・サラーテ、 ユハン・ホセ・ボレーリ、セバスティアン・ランベルト、パトリシオ・カンプス、ディエゴ・ソラーノ、クラウディオ・カニーヒア、 セルヒオ・ゴイコチェア

個人的には、今月のブラジル戦より、こっちが見たいよ・・・
(2006.8.12)


復活ならず
ブラジル戦のメンバーにも選ばれていたクラウス・ルンデクヴァンだが、足の靭帯を傷め、 欠場を余儀なくされることに。
「一人目の医者は単なる筋肉疲労だろうって言ったんだ、危険はないってね。全く信じられなかったよ。 けど新しい医者が火曜日にレントゲン写真を見たんだ、彼は2〜3ヶ月の離脱になるって言った。 彼は理解していたよ」
そんなわけで、ブラジル戦だけでなく、9月から始まるEM予選の出場も絶望的。
(2006.8.9)


自信アリ?
8/16ウレヴォールで行われるブラジル戦のメンバー。

Thomas Myhre (Charlton)
Håkon Opdal (Brann)
Martin Andresen (Brann)
Daniel Braaten (Rosenborg)
John Carew (Lyon)
Christian Grindhiem (Vålerenga)
Erik Hagen (Zenit St. Petersburg)
Brede Hangeland (FC København)
Kristofer Hæstad (Start)
Jon Inge Høiland (Kaiserslautern)
Steffen Iversen (Rosenborg)
Marius Johnsen (Start)
Claus Lundekvam (Southampton)
Tommy Svindal Larsen (Odd Grenland)
Anders Rambekk (Lillestrøm)
John Arne Riise (LIverpool)
Sigurd Rushfeldt (Tromsø)
Fredrik Strømstad (Start)
Kjetil Wæhler (Vålerenga)
Ole Martin Årst (Tromsø)
Ole Gunnar Solskjær (Manchester United)

来日したヨンセンは選ばれていませんが、久々に代表シャツを着るソールシャーの姿が見られそうです。
(2006.8.7)