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(2006年7月)

初戦を終えて
「本当にやれることを見せられてかなりいいオープニングになったよ。 試合後、サポーターもメディアも僕のパフォーマンスに満足していたしね。 自分自身にとっても最初の試合で務めを果たせて良かった」
かつてトーレがプレーしていたことがあるとはいえ、ノルウェー人にとっては 未知のJリーグ。日本にとっては未知のノルウェー人ストライカーであるヨンセン(トーレはDFだったしね)。
さっそくいい手ごたえを感じている様子。
「僕に高い期待が寄せられているのを感じていた。しかもここアウェーでの滞在でいいスタートを切れたのは 良かったよ。 プレイヤーのレベルはみんなが思っているより高い。速いし、テクニックのある選手たちだ。 けどノルウェーでのプレーに慣れたものからすると、たぶん組織が充分じゃないんじゃないかな」
日本のサッカーについてはこのようにコメント。
ノルウェーリーグのレベル・・・・?(まあいいか)
「1−0のゴールはヘディングだった。 左サイドからのクロスでストッパーの前に入った。上手く命中し入るのを見て良かったよ。 セカンドハーフの初めはかなり悪くて、早くに1−2にされてしまった。 幸運にもチームは持ち直してバランスも良くなった。決勝点はコーナーキックの後、 ポストの背後で右足にぴったり合って入ったんだ」
2週間Jリーグの試合がお休みになる間、新しいマンションに引越し、チームに 馴染む時間もたっぷり取れそう。
残念ながら、代表のブラジル戦出場はなしなのね。
(2006.7.31)


早速
デビュー戦で2ゴールを決めたヨンセンのノルウェーメディアへのコメント。
「これ以上うまくはできなかっただろう。 1つのゴールはヘディング、そしてもうひとつは近いレンジからの右足のシュートだった」
(2006.7.30)


いよいよデビュー
フローデ・ヨンセンは日曜のジェフ千葉戦でJリーグデビューする見通し。
今シーズン不調のグランパスからはかなりの期待をかけられているようで。
「記者やサポーターの間で、僕は一連のゴールを決めてクラブを救う人間だって迎えられてるんだ。 けど僕はそう感じない。1人の人間がチーム全体を上昇させることはできない」
でもとりあえず今の環境には満足しているという。
「援助と手配が完全になされていた」

「我々は3-5-2システムでプレーしている。チームではスピードがあり小さな日本人と共にやることになる。 多くのいいプレイヤーがいてレベルはかなり高いよ」
現在のところの悩みはコミュニケーションの問題。
「ここでは英語での理解があんまりできないんだ。だからいくらか日本語の単語を取り入れるべきだよ。 けど、明らかなのは、日本人がスシだけを食べてるってのは根も葉もない噂だってことだね」
ノルウェーについて学ぶサロンでも話題になりましたが、ノルウェーでの日本のイメージはやはりスシだそうです。もう日本でスシは食べたのかな?
とにかく(グランパス関係者と同じく)ご活躍を期待しております。
(2006.7.29)


距離と時間の壁
名古屋グランパスエイトに移籍したフローデ・ヨンセンが暫定的に代表引退宣言。
「今クラブでのプレーと代表チームの両立は難しいよね」
早速来日したヨンセンだが、半日を要する移動距離と、7時間(サマータイム以外は8時間)の 時差のために代表招集されるチャンスは減るだろうと説明した。
「このことについて、オーゲ・ハレイデ(監督)と話し合いたい。どんな結果が起こるか見てみないと」
代表で31キャップのヨンセン。先日のパラグアイ戦では2ゴール挙げるなど、主力として活躍。
「もし彼が必要とするなら、オーゲのためになりたい。しかし、この道のりをトレーニングマッチでプレーするために 戻る状況にある」
ただ、エリック・ミュクランやホフトゥンのように代表でのプレーを一切拒否するわけではない。
「うん、僕を使うってことは、実際まだあるよ。しかし、それ以上のことは考えていない」
その話を聞いてハレイデ監督は、
「距離を考えると以前よりは困難だろう。しかし、私とフローデが話し合いをする前にそれ以上コメントしたくない」
まだ諦めていない様子。
「何事もシャットアウトしていない。しかし、フローデが日本に行って、そこでの状態が知れるまで確かなことを何か言うのは早いよ」

早速チームの練習に合流したヨンセンだが、次の試合に出るつもりは無いようで。
「プレーする状態が整うまでに12日かかるだろう。
その間、ただトレーニングして、可能な限りのいい準備をするよ」
そんなわけで、出場は・・・8月に入ってから?!
(2006.7.21)


ここにも還る人
ヴォレレンガはマグネ・ホーセットのモルデ移籍に大筋合意。
マネージャー(体育部長)のラーシュ・ボヒネン氏によると、 金銭面の合意に至り、あとはメディカルチェックとサインのみとのこと。
移籍に要する金額は500万クローネとも言われていたが、その金額は否定している。
(2006.7.20)


長い旅路
名古屋への移籍が決まったフローデ・ヨンセンは、16日のフレドリクスタ戦の後半途中から 出場、レルケンダールで最後になるかもしれない雄姿を見せ、ファンに別れを告げた。
「もちろんチームメイトと観客たちに別れを告げるのはメランコリーな気分になったよ。 僕はここでとてもいい時間を過ごして、素晴らしい経験を重ねたんだからね。 けど多分、成長したフットボールプレイヤーとしては、新しいチャレンジをする時期なんだ」
そう語るヨンセンは来週にも日本に発つ予定。
「新しいチャレンジができるのはとても楽しみだよ。それにいい経済的条件はその冒険を魅力あるものに見せているんだ」
彼の9ヶ月になる息子と同棲中の彼女も一緒に来日することになっている。
(2006.7.18)


やる気本気
ソールシャーは2010年のW杯まで現役を続ける気持ちがあるとマンチェスターイブニングニュースでコメント。
「次のW杯まで現役を続ける可能性はあるよ」
今はコンディションが良く、33歳という年齢は感じないと語ったソールシャー。 でも、4年後になると37歳ですからね。ポジションを考えると微妙かな。
とにかく怪我無く、長く続けて欲しいです。
(2006.7.18)


急転直下の人事
スタルトは成績不振を理由に監督のトム・ノールリー氏を解任。 後任の監督に代表のアシスタントコーチだったスティグ・インゲ・ビヨルンビー氏の就任を 発表。契約期間は3年半。
代わりに空席になる代表アシスタントコーチの座には、元RBK監督オーラ・ビー・リーセ氏の名前が挙がっている。
しかし、本人は、
「2〜3日のうちに決めたい」
と、態度を保留。
(2006.7.18)


厳しいスタート
UEFAカップでエストニアのフローラタリンと対戦したリーン。
ホームで先制したものの、後半GKのヨハン・ダーリンがチームメイトと 激突してしまい、その間に同点ゴール。
「とにかく僕のミスだよ。何が起こったのか全くわからなかった。 上がる時に《キーパー!》と叫んで、おそらく押されたか何かだよ」
監督は諦めムード。
「彼はいい試合をしていたと思う。 激突したのはちょっと不運だった。 でも残念ながら起こったのはそんなことさ」
ちょっと厳しくなったけど、アウェーで頑張れ!
(2006.7.14)


開幕から
長い怪我からようやく復活、コンディションもシーズン開幕に向けて上々のソールシャー。
チェルシーに優勝を許してしまった昨シーズンを振り返って、
「僕らにとって 重いシーズンになってしまった。昨シーズンはリーグカップをとった、でもユナイテッドのようなクラブにとって それじゃあ不十分だ。 僕らがプレミアシップで勝って3年も経っている。ゴールはまたリーグ優勝を勝ち取ることだよ」
ユナイテッドは南アフリカに渡りトレーニングマッチを行う。ソールシャーももちろん参加。
「トッテナムは昨年ここでやって、相当きつかったみたいだ。 もしここでの試合がたやすいものになると思っていたら、終わりに向かうことになるよ」
怪我無く開幕を迎えてくださいね。
(2006.7.14)


本気なのか?
名古屋グランパスエイトからオファーを受けていたRBKのフローデ・ヨンセンの移籍が (聞いた時はまさか・・・と思ったものの)現実味を帯びてきた。
VGによると移籍金は640万クローネ、1年半の契約での給料が800万クローネ。 1年半の契約期間終了後、本人が希望すれば、契約延長というオプションも含まれているらしい。 これは本人が望んだこと。
代理人のスティグ・リーレヨール氏によると、
「ロシアのことはもう頭に無いよ、名古屋とフローデのことが進行している」
名古屋と共にオファーを出していたとされるディナモモスクワはここで消えた。
しかし、RBK側からのコメントはまだ発表されていない。
RBK会長のニルス・スクートル氏は、
「我々は個々の問題でコメントすることを望まない。何か起こったときに報告する」
と、とりあえずノーコメント。
フローデ・ヨンセン自身はRBKが名古屋からのオファーを受けていることを確認している。
「RBKは決めていないんだ。私はすぐにも決定して欲しいんだけど。 邪魔が入らないようになればなあ。今のところ困難が多いよ」
とりあえず、気持ちは傾いているものの、RBKの出方次第で、まだ決定には時間がかかるかも。
(2006.7.14)


高いところから
ヴォレレンガへ移籍したばかりのルネ・ランゲは日曜に行われる古巣トロムソとの試合に出場しない見込み。
「鼠頸部が悪くて、おそらく短い時間しかたくさんボールには触れないんだ。 だから週末まではちょっと休みをとるよ」
かなり酷い足の故障から復帰したところのランゲ、新たな怪我のために出場の可能性は低いと発言。
「今日またちょっと試してみたんだ。けどまだ完全じゃない。今週末にまた試してみるよ。 時間がかかるんだ」
とりあえず今月中の復帰を目指しているとのこと。
(2006.7.12)


トーレ・サンフレッチェ以来?!
代表のFWでもあるRBKのフローデ・ヨンセンの元には、ディナモモスクワに続き、 Jリーグ名古屋グランパスエイトからのオファーが。
VGによると名古屋の提示は18ヶ月の契約で1000万クローネ(約1億9千万円)。ディナモ側は2年契約で 同じく1000万クローネの模様。
先日のNMカップ戦、名古屋からの2人のアシスタントコーチが、ローフォスとの試合に視察に 訪れていた。
「両方のクラブが興味を持っているのは知っている。 そして名古屋がレルケンダールに来ているのも分かっていた」
と、本人もそれは承知の上。
しかし、移籍に前向きなのはRBK側がこの状況を作り出したのだと主張している。
「私はRBKを去ることに執着してはいない。しかし、この春引き起こされたことがシグナルになって、 考えに入れるようになったんだよ。
二人のFWが加入して、以前より我々はかなり多くのFWを抱えるようになった。 それでもちろん、私も自分の将来について考えるようになったんだ」
RBKの会長は、今のところヨンセンを売る気はないし、どちらのクラブともオファーに関する話し合いは していないと移籍には否定的。
トーレ・ペデルセンに続く2人目のJリーガーには・・・なりませんかね??
(2006.7.9)


夢よ再び
ノルウェー選手権(NM)の3回戦が行われ、早くもティッペリーガのチーム、 オッドとモルデが下位リーグのクラブに破れ、姿を消すという波乱が。
ローゼンボルグもローフォスと1−1で延長に突入。 114分に故障明けのペール・シルヤン・シェルブレー君のゴールでかろうじて勝ち抜けた。

木曜日に行われるのが、ボード・グリムとトロムソの北ノルウェー対決。
実は、この2チーム、1996年の決勝で対戦し、トロムソがオルスト、ルシュフェルトのゴールで 勝っている。
「私がローゼンボルグへ移籍する前の最後の試合だった。 地元はお祭りのようで、フットボールプレイヤーとして最高に楽しかった記憶のひとつだよ」
と語るルシュフェルト。
「素晴らしい経験だった。特にカップファイナルで北ノルウェーのチーム同士が対戦するなんて、 全く試合は特別なものになったよ」
とオルスト。
久々にこの2人が戻っての因縁の対決、ここで勝って、最終的には再びカップを手にしたいところですね。
(2006.7.6)


あの人が復活
不本意ながら底辺対決になってしまった、スタルト対トロムソ。
スタルトに先制を許したトロムソは後半途中から投入したルシュフェルトが復帰ゴールを決め、ドロー。
「彼は素晴らしいパートナーで、確実にヘディングするっていう匂いがしたよ」
と語るのは、アシストをしたかつてもFWとしてコンビを組んでいたオルスト。
「一人の規範となる選手を獲得することはもちろんピッチの中でも外においても重要だ。 彼はクラブにとってものすごく大きな意味がある」
試合直前、オーストリアから直接クリスチャンサンに入ったルシュフェルトの乗った飛行機は たびたび遅延、そうするうちに荷物が行方不明に。 もちろん荷物の中にはシューズも入っていたため、あわてて試合前にクリスチャンサンで買い物する羽目になったとか。
「良かったとは言えないな。プーマの靴をはかなきゃいけなかったし」
彼のご愛用のシューズはアディダスだそう(スポンサー問題はなかったのかな?) そんなトラブルもあり、試合はベンチスタート。
「ちょっと試合勘が足りないよ」
それでも30分で仕事をするのが、さすがベテラン!
「こんな状況では3ポイントが必要だった。けどチャンスやプレーぶりを見ると満足と言うべきだろう。 負けなかったのも重要だしね。僕らには生き残る充分なチャンスがあると思っている」
残留を果たすためには、このベテランFWコンビの活躍が不可欠です。
(2006.7.4)


お断り
前代表監督のセンブ氏にギリシャのクラブ、OFIクレタからのオファーがあったが、 早急な返答を期待するクラブ側と話が折り合わず、お流れ。
「とにかく、話題になるのはいつでもいい気分だね。オリンピアコスには トロン・ソリードがいるし、パナシナイコスにはハンス・バッケ。 ギリシャはスカンジナビアからの監督に関心があるのは明白だ。 そしてOFIクレタは素晴らしい踏み台になっただろうにね」
とにかく、今ギリシャのサッカー界は大変なことになってるようで、 就任が決まらなくて良かったのかも・・・
(2006.7.4)


再開
ノルウェーリーグが再開されましたが、12節まで終わっているのに、ほとんどのチームが 3〜4勝しかしていない激しい混戦(低迷)状態。

Dagbladetによると、効率的に得点できているクラブランキングは・・・(11節終了時点)

1.ブラン (19/61)31%
1.リーレストローム(19/61)31%
3.オッド (14/50) 28%
4.スターベク(15/54) 28%
5.ハムカム(14/51) 27%
6.サンネフィヨール(12/45) 27%
7.ヴォレレンガ(11/44) 25%
8.フレドリクスタ(15/61) 25%
9.ローゼンボルグ(14/61) 23%
10.モルデ(12/54) 22%
11.トロムソ(10/45) 22%
12.スタルト(9/45) 20%
13.ヴィーキング(9/45) 20%
14.リーン(10/55)18%
《( )内・・・得点数/ゴールチャンス》


最下位を独走(?)するリーン。 エースストライカーのはずのヨー様ことテッセムはは946分プレーして、22本もシュートを 放っているのに、決めたのはたったの1本だけ。
「FWとしての僕の主な任務はゴールを決めることだ。そして今年はあまりうまくいってないって 分かってる。 それができるように考えてるんだ」 チャンスを生かせないFWの第4位にランキングされています・・・(泣)
(2006.7.3)


移籍の沙汰は金次第
ヴォレレンガを離れ、古巣モルデに帰りたがっているというマグネ・ホーセット。
モルデ側も復帰を望んでいるものの、その移籍に立ちはだかるのが、 ヴォレレンガに払わなくてはいけない多額の移籍金。
レクダル監督はマグネ本人から何も聞いていないと語る。
「もしモルデが我々が持っているある選手を欲しいというのなら、こちらの 要求する金額を払うっていう以上のことではない。 だから彼らが彼を手に入れるってことも充分ありうるよ」
なんとなく、VIFに来た選手たち(特にノルゲ復帰組)は、どんどん 不幸になって行ってる気がするんですが・・・・。
フロー、何してるの? ランゲ、大丈夫??
(2006.7.3)